アバンタイトル


内容
第2話の保健室とバスルーム、第3話の外廊下で夕哉に恥ずかしい目に遭ってしまった美月は自室で夕哉にどう接したらいいか解らないでいた。一方の夕哉は夕飯の準備ができた事を美月に伝えようとしたが、肝心の美月は反応を見せなかった。そんな中で七海が家を訪れ、夕哉は七海に夕飯を御馳走するのだった。

Aパート　その１




内容
夕飯ができたと言う夕哉の言葉に返事一つ見せない美月に日和が忠告を入れるも、美月はそれでも冷たく答える。その姿を見た日和はくすぐりで応酬。その後、互いに妹としての立ち振る舞いについて口論するのだった。翌日、夕哉が見たのは一足早く起きて朝食を作り、夕哉に明るく接する（日和が憑依した）美月の姿だった。この姿を見た夕哉は美月が多重人格者ではないか？と少なからず疑問を抱くようになる。朝食後、夕哉の好感度を得た事に自信を持った日和は美月に勝ち誇ったようにピースサインを見せるのだった。

Aパート　その２





内容
スーパーに立ち寄った夕哉と日和は煮物に使う食材で楽しく談笑している姿を見た美月が悔しさを抱く中、本屋の帰りついでにスーパーに立ち寄ってきた雪那と出くわす。一瞬不思議そうな顔をするも雪那は軽く挨拶をしてその場を去り、雪那の冗談に困惑する美月に、「あまり長い時間、身体から離れない方がいい」と忠告を送る声を耳にする。それは夕哉の同級生の根子だった。
スーパーを出た後、夕哉と日和は近くの河原で水切り遊びをしていた。そんな中、夕哉はふと幼少の頃に雪那とは別の女の子と一緒に遊んでいた記憶を思い出し、その言葉を聞いた日和は「それは自分だ」と感激のあまり夕哉に抱きつく。その行動を見た美月はすぐに入れ替わろうとするも、何故か弾き返されて元に入れ替わる事が出来なくなってしまうのだった。

Aパートの感想
うーん、Aパートは「日和が妹キャラのお手本を見せる」というメインテーマの中に「料理」を組み込んだ感じかな？というか「お手本を見せる」とはいえ、朝食を夕哉と一緒に食べる日和の姿が何処か健気で、2人の光景が微笑ましく思えましたよ。日和の思考回路がストーカーまがいの悪霊でなければなおいいんだけどなぁ…

Bパート　その１




内容
河原での話で断片的に記憶を取り戻し、夕哉との一緒の時間を過ごした分のT.S.Tのゲージを貯める事ができて一石二鳥と上機嫌の日和とは正反対に入れ替われれなくなり意気消沈の美月。夕哉が美月が多重人格者ではと疑いを持って調べている中、美月は日和に入れ替われなくなった事を伝える。日和は憑依時間が長くなると魂の主導権も入れ替わり、その状態のまま階段を積み終えると成仏する人物も入れ替わるのではと分析。そう解釈した日和は、このままの勢いで夕哉との兄弟としての一線を越えてT.S.Tのゲージを貯め、天界の門の階段を一気に積み上げて逆に美月を成仏させ、美月の身体を乗っ取ろうと画策する。
土砂降りの雨と雷が落ちる中、日和は「雷が怖いから一緒に寝てほしい」と夕哉に迫り、早速計画を実行に移すのだった。

Bパート　その２





内容
夕哉は一緒に寝てほしいという日和の頼みを戸惑いながらも受け入れ、2人は夕哉の部屋で寝ることになる。しばらくして寝付けないでいる夕哉に日和が後ろから抱きつき、美月が入れ替われない事を良い事に、日和は「これからは夕哉の理想の妹になる」と口にする。一方の夕哉はそれを受け入れる素振りを見せるもデコピンでこれを拒否。「時間をかけて少しずつ家族になれるのであれば、冷たく接してくるいつもの姿でもいい」という夕哉に日和は「何故、冷たく接してくる美月にそこまで優しくできるのか？」と吐き捨てるや美月の身体から飛び出し、強引に美月を元の身体に押しやるのだった。
しかし、元の身体に戻った美月の目に入ったのは、美月の胸に耳を押し当てて心音を確かめている夕哉の姿。美月はその恥ずかしさのあまり、夕哉の部屋なのに夕哉を追い出してそのまま寝ようとするも、「胸が発達してなかったのが原因だ」と日和の八つ当たりに遭う羽目に。一方、部屋を追い出された夕哉はリビングのソファで仕方なく一夜を越す事にするのだった。

Bパート　その３


内容
冷えた部屋のソファで寝る羽目になった夕哉は寝不足を感じる中、洗面所にむかう。するとそこには歯を磨いている美月が。昨晩の事でどう話を切り出せばいいか解らないでいる夕哉に、美月は「言われた通り、いつも通りにさせてもらう」とぶっきら棒に話しかけるのだった。

Bパートの感想
Bパートは完全に日和の肉体乗っ取り計画で終始と言った感じでしたね。いやね、このパートを見るだけで日和がかなりの悪霊なのかが少し解る気がしますよ。

さて次回は、神前義兄妹とその友達で屋内プールに行くことになる第5話「いけないボディ・スナッチャー」です。