管理人ことジロロが見たアニメや映画、それを原作とした漫画やゲームについての感想を述べてます。このサイトは、管理人のジロロ氏が見たアニメの感想や一部内容その回の画像と共にお送りするサイトです。
かなり個人寄りな発言及び感想がありますのでご注意を…
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登場人物
栗林雪乃(くりばやし ゆきの)
純一郎が担任を務める東神明高校3年2組のクラス委員で叶とミホのクラスメート。勉強熱心な性格で、純一郎の授業に苛立ちを抱いている。その影響か模擬テストの結果にも及び、その腹いせに行った行為が原因で純一郎が教師を辞める原因を作ってしまう。
クラス委員を務めていることから、純一郎からは「クラス委員」とそのままのあだ名で呼ばれる。
アバンタイトル
前回のミホへの課外授業を終えた後、自分のブログのランキングが一夜にして2位に転落したショックから教師を早く辞めたいと嘆く純一郎。そのショックは日中の授業にも出ており、その姿を見る叶ら生徒たちは面白おかしく見ていたが、クラス委員の栗林雪乃だけは苛立ちを隠せずにいた。
授業を終えた放課後、校舎の陰で叶に謝罪するミホ達を見つけた純一郎は安堵するも、何者かのカメラが純一郎を盗撮していたのだった。
Aパート
純一郎が教師を勤め始めて1ヶ月、教師生活一ヶ月祝いの買い物をしに鑑兄妹は秋葉原の電気街にやってきた。純一郎はどこかから不審な視線を感じるも、ソヌマップでお目当てのアニメ「ふわくたる」の初回限定DVDを純音に買ってもらって大喜び。すると、店内に季節とは不釣り合いな服装をする不審者を見つけ、その人物がDVDを万引きするのを目撃する。すかさずそれを阻止するも不審者に「痴漢」と叫ばれ、その悲鳴を聞いて駆け付けた店員の妨害に遭い、純一郎は不審者を逃してしまう。直ぐにその後を追って街の裏通りでようやく不審者を観念させるが、なんとその不審者の正体は自分のクラスの生徒・雪乃だった。
「純一郎がまともな授業をしなかった為に、模擬テストの成績が落ちた。その八つ当たりに万引きを行おうとした」と理由を話す雪乃に、純一郎は痴漢容疑を掛けられた自分にではなく、雪乃が万引きしようとした「ふわくたる」に謝れと突拍子もない事を言い始める。突然の変化球にキョトンとする雪乃だが、それに眼もくれず純一郎は「ふわくたる」の裏事情を引き合いに万引き1つで他人の人生を狂わせると説いた。しかし雪乃は「やりたい事だけしていればいい、それで勤まるのだから教師は楽な仕事ですね」と突っぱねてその場を去ろうとし始める。そんな雪乃に純一郎は純音が買ってくれた、雪乃が万引きしようとした「ふわくたる」のDVDを投げ渡すも、追いついた純音に連行されていった。
Bパート
「痴漢に喰わせる飯は無ぇ!」と電気街での一件で弁当を作ってもらえず、屋上で空腹に苦しむ純一郎にやってきたのは弁当を持ってきた叶と、照れながら顔を覗かせるミホ。ミホは純一郎に反省の気持ちで弁当を作ってきたのだ。純一郎がミホの弁当で舌鼓を打つ中、純一郎が授業で勧めたソーシャルゲームが学校内で群雄割拠している事や将来の事を叶とミホが話す中、同じ不良仲間だったヨーコとケイコが慌てた様子でやってくる。2人が見せた物は「痴漢教師」の見出し文の付いた、ソヌマップで雪乃の万引きを阻止ししている純一郎の後ろ姿の写真だった。事態は瞬く間に拡大し、純一郎は校長室に呼び出され詰問される事に。一方の叶達の教室では失望と潔白の声が渦巻く中、事の原因だった雪乃は驚きを隠しきれず、純一郎を慕う叶とミホは間違いであると信じていたが、純一郎が痴漢を認めて教師を辞める事が決まってしまった。
雨が降るその晩、とある歩道橋でなぜ真相を言わなかったのかを雪乃が純一郎に問い詰めるも、純一郎は雲にまくような返答をして帰ってしまう。が、帰宅して事情を知った純音は納得いかず、バットを片手に校長に殴り込みを仕掛けようとする。純音の暴走で更に事態が悪化し、自分のブログが閉鎖するのを恐れた純一郎は必死になって純音を説き伏せて事なきを得た。
翌日、緊急朝礼で生徒達が講堂に呼ばれる中、雪乃は意を決して叶達の行く手を阻み、事の真相を打ち明ける。朝礼が始まるや叶を筆頭に純一郎に教師を辞めないでほしいと嘆願される。この言葉を聞いた純一郎は、パソコンを立ち上げて社会のルールについての講話を行い、生徒たちの携帯のソーシャルゲームに自作のアイテム「ルールシェイカー」を与えた。たちまち鑑コールに包まれる中で校舎を去ろうとする純一郎だが、柊学園の理事長を名乗る女子生徒・柊暦が純一郎をスカウトしようと校門の前に立ちふさがっていた。
感想
まずは、原作第2話を元に半分近く改変された内容だったなという一言に尽きますね。大きく2つになりますが…
その1 万引きをする人物が、原作では純一郎をテストする為にあえて万引きを行おうとした暦だが、
アニメでは成績不振からくる八つ当たりで万引きしようとしたオリジナルキャラの雪乃になっている。
(上はアニメ版、下は原作)
その2 純一郎が教師を辞める理由が、原作では尾上という新任教師の予定より早い着任だったが、
アニメでは万引きを阻止する純一郎の写真を、暦が痴漢とねつ造した事による不祥事疑惑となっている。
(上はアニメ版の問題の画像、下は原作の該当部分)
他にも…純一郎を連行する純音の一撃がバットではなくバッグの投てきだったり、(画像は原作)
尾上が登場しない為、原作で尾上が叶達の純一郎に対する気持ちを踏みにじる発言を純一郎が建前として言ったり、(画像は原作)
と、細かい部分を上げると結構削られたり改変されている部分がありました。それでも結構まとまり良く仕上がってたのは高く評価できますね。特にオリジナルキャラとはいえ後半以降の雪乃が可愛くて仕方なかった。ついでに叶が純一郎に今後の自分たちを見守ってほしいと言うシーンで、叶の頬を赤らめさせれば更に高く評価できたな。(画像は原作)
一方で批評になるが、冷酷な謀略を用いて純一郎を解雇させた、原作では一切描かれていない暦の悪どさが癇に障った。あのキャラは結構やりたい放題な奴だが、純一郎をスカウトしたいが為に手段を選ばない部分はあまり評価できないな。
あと、相変わらず純音の声と絵のミスマッチが酷い。特に電気街でのシーンで「あー!うるっさい!」という部分、完全に棒読みです(きっぱり)
そしてのっけからの作画崩壊…この作品、原画と背景を外注してるっぽいね。だからなのか?
その1 初代ガンダムの作画崩壊を彷彿させつ顔と体のアンバランスな生徒。
その2 厚紙で切り貼りして作ったのかと疑う、ペラペラの机の足。
(画像の赤丸がそれ、下は参考の作画崩壊ガンダム)
その3 某沈没船の中の光景かと疑ってしまうくらいの急な傾斜角度をした店内
その4 本当に秋葉原にある店かと疑うくらい閑散とした店内
その5 縦にばっさりと切り落とされて奇妙な形状をしているモブの左足
Aパートのソヌマップのシーンだけでも大量の指摘点が出てしまう。アニメ化発表から放送開始まで実質2~3ヶ月しかなかったからなぁ…もう少しゆとりのある状態で納期できなかったのだろうか?
そう思っても後の祭りだろうが…
さて、次回は柊暦のスカウトの手から逃げると言う内容の完全オリジナルストーリーの模様。一部は原作第3話の部分も抜粋されるらしいが、物理学者のティム・バーナーズ・リンが登場しないらしいね。はてさてどうなる事になるやら…
と言う感じで次回は完全オリジナルストーリーとなる第3話「チェイス in 秋葉原」です。
それでは最後に、原作第2話で凄く可愛いと改めて思った「味っ子」ことミホの照れ顔と共に次回記事で会いましょう。
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